Kokubunji Voluntary Action Center

拡大写本こくぶんじ

■「ひとり専用」の拡大教科書づくり

弱視の小・中学生は全国に約1千5百人(文科省HPより)いるといわれています。弱視の原因は病気やケガ等ですが、
見えにくさには
・ ピンぼけの状態で像がぼやけてはっきり見えにくい。
・ 余分な光のためにまぶしくて見えにくい。
・ 一度に見える範囲(視野)が狭い状態(狭窄)で見えにくい。
・ 視線を向けているところがよく見えない(中心暗転)などさまざまです。

私たちは教科書の文字をパソコンで読みやすい書体や大きな文字に変え、図版や写真を拡大したり、色調を変えるなど、ときには白黒反転の教科書にしたりと、一人ひとりのこどもたちに合わせた「より見やすい教科書」を作っています。

■作成の相談や依頼

連絡先: kakudai185@gmail.com

お知らせ

6年生の国語と算数

小学6年生の国語と算数の教科書が完成しました。

国語:国語 6 創造(光村図書)
算数:新しい算数 6 (東京書籍)

文字を大きくするだけでなく、行間や色のコントラスト、
図や表の見やすさにも工夫を凝らしました。

特に苦労したのは、図や表の部分です。
細かい部分まで見やすく拡大するとページ数がどんどん増えてしまい、
レイアウトが崩れてしまうこともありました。
図がページをまたいでしまうと内容が分かりにくくなるため、
配置を何度も調整しながら「見やすさ」と「使いやすさ」の両立を目指しました。

完成した拡大教科書が、弱視のこどもたちにとって「学ぶ楽しさ」を感じられる
一助になれば、と願っています。
これからも必要としてくださる方々の声を大切にしながら活動を続けていきます。


名称拡大写本こくぶんじ (かくだいしゃほんこくぶんじ)
住所国分寺市東元町3-17-2 ボランティア活動センター
電話番号連絡はメールでお願いいたします。
メールアドレス
ホームページhttps://www.ko-shakyo.or.jp/vc/dantai/kakudai/
活動日毎週水曜日午前10時から「ボランティア活動センターこくぶんじ」で拡大教科書の制作や勉強会を行っています。会員は現在13人です。
会員募集募集している
ご自宅のパソコンを使ってのホームボランティアなので、ご自身の生活スタイルに合わせて空いた時間にボランティアができます。

印刷は会のレーザープリンターを使い、製本は業者にお願いするので製作にかかる費用の個人負担はありません。

入会前の入門講座で体験学習することができますから問い合わせください。
区分障がい児者関係団体
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